【花嫁の和装snap】
おしゃれな白無垢コーディネート

神社での挙式では綿帽子をかぶって古典的な雰囲気を演出、その前後の撮影は綿帽子を脱いで洋髪を見せて表情をチェンジ。髪飾りには白と赤い花を入れて、懐剣や筥迫などの花嫁小物も赤色でコーディネート。白無垢の清らかさを生かしつつ、かわいらしいイマドキの印象になっている。

じつは、どんな色とも相性のいいのが白。お母さん手作りのリングピローと花嫁の選んだ髪飾りの色は、どちらも同じ深みのある赤色で、ぴったりマッチ。日本伝統の紅白、おめでたい配色が、母娘にとっての思い出のカラーになった。

伝統的な着こなしでは白無垢にブーケは通常合わせないが、撮影であれば和装に合うブーケを用意するのも素敵。白いヘッドドレスと合わせてボールブーケの花材も白で統一。横に並ぶ新郎の紋付袴に帽子のコーディネートもモダンで、とてもおしゃれ。

かわいくて華やかなつまみ細工の髪飾りは、お母さんとお揃いでオーダーメイドでつくった。こんな風にストーリーのあるアイテムやお気に入りの小物を取り入れてみるのも、いまどきの白無垢スタイルといえるｄろう。

ヘアスタイルを洋髪にすることで、いまっぽい柔らかさを出しつつも、番傘に赤を使って白無垢とのコントラストを強調。さらに新郎の傘の白が入って正統派和婚の凛とした雰囲気も感じさせる、大人の技ありカップルコーディネート。

あえて白無垢綿帽子からボリューム感のある前髪を見せた洋髪スタイルで、自分らしい個性を表現。ふだんと落差ないナチュラルな髪型でも綿帽子をかぶることで非日常の上品さ、ぐっと花嫁さんらしい印象になってくる。